ダンスとは何か。 ひとことで言うと、自分の意思を相手に伝える為の身体表現、と言うことができるでしょう。 お芝居、パントマイム等も同様です。

ダンスっていうと難しいことや多くの人にとって関係のないものだと思いがちですが、 実は普段から自然にやっている行為なんです。

たとえば、うなずくことも、歩くことも、嫌がることも、振り返ることも、 ジャンプすることも、大きなくくりではダンスと呼ぶことができると思います。 そう考えると、決して難しいものではない、と思えてきませんか。

私がダンスを教えるときは、「ストップ&ゴー」ということから始めることが多いです。 その名の通り、動きと静止の組み合わせです。 歩いている途中で突然とまったり、力を抜いたり入れたりしてみるのです。 これをやることで、人前で身体を動かす事に慣れるんです。 全員で同じ方向に向いたり、群舞をおどるときに大切な一体感を創っていくことにもなります。

では、ダンスを得意とする人と、そうでない人がいるのは何故なのでしょうか? ダンスに必要な要素をいくつかあげみましょう。

1、音楽(リズム感)2、体重移動 3、形(ポーズ)

大きくはこの3つでしょうか。 ひとつひとつは、いままで話したように、 普段の生活のなかで行っていることだと思います。 しかし、これらを同時に行わなければならない事が、 いわゆる『ダンスって難しい…』ということになるのではないでしょうか?

たとえば、リズムをとるでは、 音楽に合わせてうなずいてみること、だったら誰にもできるはずです。 体重移動は、音楽に合わせて歩いてみることと考えてみたらどうでしょう。 これらができたら、この2つを同時にやってみましょう。 この2つをマスターしたら、あとは形(ポーズ)です。 ダンスを一連の動作ではなく、ポーズの連続として考える、ということです。 いろんなことを表現できるポーズがありますから、 それをひとつずつマスターしていくということになります。